終活という言葉を聞いたことがあるでしょうか。この活動は、残された人生をいかにして有意義に過ごしていくかということを考えることです。財産や私物の整理をあらかじめしっかりとしておくことで、いざというときに遺された遺族たちも慌てなくて済むのではないでしょうか。
ひとつひとつのことをきちんと整理していくと良いでしょう。まず、財産に関することであれば貯金している口座の番号、公共料金などの引き落としの情報、クレジットカードに関する情報、基礎年金番号やそれぞれの加入している保険や株式、不動産、ローンなどに関することをきちんとメモとして書いておきましょう。
家族が見たときにきちんとわかりやすいようにしておくと良いのではないでしょうか。また、介護や医療に関することも書いておくことをおすすめします。自分自身が希望している介護や医療施設、費用や後見人など、延命措置の詳細や臓器提供に関することなどを書いてまとめておくと良いでしょう。葬儀に関する希望も書いておくと家族も楽なのではないでしょうか。喪主にあらかじめしっかりと頼んでおきたいこと、宗派や宗教に関することから、戒名や法名、葬儀業者などを書いておきましょう。お墓に関することであれば、埋葬方法や希望する墓地、手入れの仕方やお供え物などを書いておくと良いのではないでしょうか。遺言書も書いておきましょう。特に遺産分割の内容や相続のことはきちんと書いておくと良いのではないでしょうか。